アンアーシング・マーズ

オススメ!火星を舞台にVRならではの体験型アドベンチャーが展開!

PSVRで私的に大プッシュしたいソフトです!

こちらの紹介ムービーは字幕ですが、ゲーム本編ではきちんと日本語吹き替えになっています。

アンアーシング・マーズ

発売日 2017年3月7日
発売元 Winking Skywalker Entertainment Ltd.
ジャンル アドベンチャー
パッケージ版 なし
ダウンロード版 1,680円
PSストア セール時の参考価格 PS Plus加入者限定 ¥840(50%割引)
※あくまで一例です。この価格が過去の最安値とは限りません
PS VR専用、PS Move2本必須

アンアーシング・マーズ
PSストアページはこちら

以前書いたレビューで、「Rez Infinite」をPSVRを買ったらやりたい最初の一本としてオススメしたのですが、もしPS MOVEを2本持っているのなら、この「アンアーシング・マーズ」を最初の一本として是非プッシュしたいです。
個人的にはそれくらいの良作でしたので感想を書いていきたいと思います。

このゲーム、ネット上では意外と評価が低いようです。
自分の場合はPSストアのセールで定価より安く手に入れている為、評価がかなり甘めなのかもしれません。
が、ここで書いている事は私の率直な感想です。

約2時間の物語の中で一通りのVR体験が出来る良作!

このゲームのジャンルはアドベンチャーで、エンディングまでは約2時間といった所です。

決してプレイ時間の長いゲームではないのですが、この2時間程のストーリーの中にVRならではの探索や謎解き、シューティングなどの仕掛けが上手く配置されていて、この一本でVRの美味しい所を体感する事ができます。

ゲームとしてのやり込みや繰り返しのプレイには向きませんが、一本の映画(大作というよりはB級ノリの)を体験するような気持ちで遊ぶと丁度良いと思います。

両手の動きと連動した、PS MOVEの操作が秀逸!

プレイヤーが両手に握ったPS MOVEは、画面の中の主人公の両手の動きと連動しています。

これによって、時には宇宙船のコックピットで計器を操作したり、目の前にある物体を手に取って別の場所に置いたりといった具合に、現実の動きに即した感覚的な操作が可能です。

バーチャル空間の中のオブジェクトに自分が干渉して操作する事で、ゲームの中に自分が入り込んだようなリアリティをより強く感じる事ができます。

こういった操作や演出は他のVRゲームにもありますが、このゲームで初めてVR体験する人にとっては、ゲームの次世代の形が垣間見えてきっと感動すると事と思います。

実際にプレイした動画はこちらです。雰囲気を感じていただければ。
(※途中で謎解きのネタバレがありますので注意してください。)

エンディングまでぶっ通しでプレイしても酔いにくい!

私はVRタイトルによっては激しく酔いを感じて5分と持たないゲームがあるのですが、このゲームに限ってはプレイを開始してからエンディングまで、特に酔う事もなく最後まで楽しむ事ができました

ゲーム内の移動は画面内に表示されるマーカーを選択してワープする方式を取っていますので、VR酔いに配慮された設計になっています。

もしかすると自分の意志でマップ上を自由に動き回りたいと思う人もいるかもしれませんが、確実に酔いますので私はこのテレポート形式がベストだと思っています。

また、物語はチャプター形式で程良い間隔で区切られているので、疲れを感じたらキリの良い所で終了し、また続きのチャプターから遊ぶといった事も可能な為、無理せず少しずつ進めるのも良いかもしれません。

B級(C級?)映画を鑑賞するような軽い気持ちで遊ぶのが丁度良い

このゲームは定価が1,680円と安価な部類なので、劇場で1本分の映画(大作じゃないやつ)を鑑賞するくらいの軽い気持ちで購入してプレイするのが丁度良いと思います。
実際エンディングまで2時間程度というのは、開発側も映画を意識して作っているのでしょう。

前述していますが、ゲームとしてのやり込み要素は無いので、一通り遊んだらもう起動しない恐れはありますが、この1本でVRの美味しい所を味わえますし、初見の際にはVRならではの演出に感動もすると思います。

VRの1人称視点とPS MOVEを活用したゲームは他にもあるので、それらを先に遊んでいた場合には「あ、はいはい、このパターンね」という感じで新鮮味に欠けるかもしれませんので、出来ればPSVRを購入して初期の頃に遊ぶのがお勧めです。

映画館でも体感型の4DXがありますが、こちらは椅子が動いたりはしませんが、没入感という点で言えばVRゲームの方が格段に上だと思います。

もっとゲームとしてのボリュームがあれば完璧だったとは思いますが、元々VRは長時間のプレイには向かないので、ちゃんとエンディングまで進められるこのプレイ時間は結果的には丁度良いのかもしれません。

VRに興味があってPSVR本体やPS MOVEなどの環境を整えた人は、既に結構な額の投資をしていると思います。
それでも装着の煩わしさや、ソフトが少ないといった理由から、折角のその資産を眠らせている方も少なくないのではないでしょうか。

このゲームはそれらの投資を行ってきた方にとって、決してコスパの悪くないソフトだと思いますので、未プレイなら是非オススメしたい1本です!

良い点
・VRならではの演出やギミックが色々と体験できる
・比較的酔いにくい
・値段が手ごろ

気になる点
・PS MOVEが2本必要
・エンディングまで2時間程のボリュームしかない
・複数回プレイするようなやり込み要素はない

アンアーシング・マーズ
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