コートの中でラケットを振っている感覚をリアルに味わえる新次元のテニスゲー!
これは体感型VRの中でもかなりの傑作です!プレイした感想を早速レポートします。
従来では難しかった「ラケットで実際にボールを打つ」ことを #PSVR で実現🎾
『ドリームマッチテニスVR』ならトップスピン・スライスなどの回転の掛かったショットも自由自在🎾
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ドリームマッチテニスVR
発売日 | 2018年7月10日 |
発売元 | 有限会社びんぼうソフト |
ジャンル | スポーツ |
パッケージ版 | なし |
ダウンロード版 | 1,680円 |
PS VR専用、PS Move必須(1本あればOK) |
実際にプレイしてみた動画はこちら
※メーカーはイスに座ってプレイする事を推奨していますが、私は自己責任のもと立ってプレイしています。
ボールを打つ感覚や球筋がリアルで爽快!
このゲームはPS MOVE必須なのですが、MOVEコントローラーは1本あればOKです。
基本的には左手に通常のPSコントローラー(デュアルショック4)、右手にPS MOVEを持って遊ぶちょっと変わったプレイスタイルになります。
※オプションで左手のデバイスは通常コントローラーからPS Move ナビゲーションコントローラに変更も可能です。片手で通常コントローラーを持つのが大変な場合はこちらを使った方が良いかも。
ゲームを開始して驚くのが、ラケットを振っている感覚や、ボールを打った時の感触、弾道の球筋などがどれも凄くリアルな事です。
ラケットは裏表ちゃんと使い分けて打つことが出来ますし、微妙な腕の振りや手首の返しも細かく認識してくれます。なので、狙った場所に打ったり、強弱をつけたり、スピンをかけたりする事も思いのままです。
こういった体感系のゲームは、MOVEコントローラーとのシンクロの精度が低いとストレスが溜まる要因になりますが、このソフトはその辺がバッチリです。
ラケットを振った時のボールとの接触の判定についても、甘くもなく厳しくもない絶妙な感じで上手く設定されています。私はテニス素人ですが、対戦相手のCPUとはちゃんとラリーが続くし、空振りした時には自分のミスだとちゃんと納得できるレベルの調整がされています。
ボールを打つとコントローラーが振動するのですが、いまボールを打ったんだなという確かな手ごたえをリアルに感じる事ができて、強打で打ち返した時なんかはかなりの爽快感を味わえます。
若干の難点としては、サーブを決めるのが少し難しい所ですかね。とはいえ、これはトレーニングモードで集中的に特訓する事が可能なので、練習を重ねれば上達していく事と思います。
コート内の移動はテレポート方式を選べば酔いの心配なし!
気になるコート内の移動ですが、デフォルトでは相手が打ったボールの落下するバウンド地点の近辺へ、自動でテレポートする方式になっています。
自分がラケットを振って届く範囲に勝手に移動してくれるので、あとは右手の高さや角度、タイミングを合わせて打ち返す事だけに集中してプレイができます。
実際に立ってプレイしている場合は、カメラの前で体を動かせば、VR空間の中を周囲0.5メートル位は移動する事もできるので、微妙なポジションの調整もやろうと思えば可能です。
私はゲームによってはVR酔いが激しいのですが、このゲームに関しては数時間ぶっ通しでプレイしましたが全く酔いませんでした。
他にも、コントローラーを使って自由にコート内を移動出来るオプションもあるのですが、私はこちらは試していないので、もしかすると自分で移動した場合は酔う可能性があるかもしれません。
テレポート以外の移動手段を試してみましたが、私は酔いを感じて無理でした。
正直オススメできません。
VR視点+MOVEコントローラー=史上最高にリアルなテニスゲー!
これまでも家庭用のゲーム機では、モーションコントローラーやキネクトなどのデバイスを使って、実際に腕を振ってラケットを操作して遊ぶテニスゲームはいくつかあったと思います。
ですが、このゲームはVRが可能にした自分目線での等身大の視界で遊べるという点で、没入感の次元がまったく異なります。
目の前に広がるコートの臨場感を感じられるだけでなく、ボールやネットとの距離感も現実と違和感なく感じる事が可能なので、ストレスなく遊べるし、本当にテニスをしているという感覚がとてもリアルです。
これまでに、実際の自分の体を動かして膝のクッションを活かしたストロークをしたり、跳躍をきちんと反映出来るテニスゲームなんて過去に無かったんじゃないでしょうか?
きっとテニスゲーム史上最高のリアルさだと思います。
(あまりに激しくジャンプするとVRヘッドマウントが外れる恐れがあるので注意してください笑)
正直購入する前まではあまり期待していなかったのですが、実際にプレイしてみると想像以上に好感触で、これで1,500円なら充分に満足できるクオリティだと思います。
欲を言えば、オンラインでの対人戦が遊べるとさらに面白かったかもしれません。
アップデートで実装されたりしたら嬉しいんですが、ちょっと欲張りすぎですかね。
・テニスをしている感覚がかなりリアル
・ワープ移動なら酔いにくい
・定価1,500円とコスパが素晴らしい
気になる点
・画面がとにかく地味
・遊べるモードが少ない、対人戦が無い
・ある程度の部屋のスペースの確保が必要
ちなみに、某ゲーム雑誌での採点は・・・
8点が2人、7点が2人で平均7.5点を獲得。シルバー殿堂入りとなかなかの高評価を得ています。
最後にまとめとして、遊べるモードが少ない点や、プレイする為にある程度の部屋のスペースを確保しなければならない点を除けば、テニス好きはもちろんの事、私のようなテニス素人の方でも、万人におすすめ出来るゲームになっています。
結構体を動かすので、運動不足の解消にも良いかもしれません。
最近PSVRを起動していないという方は、VRの可能性を思い出させる一本だと思いますので、是非プレイしてみてください!
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